2012年3月28日水曜日

JAL パリ-羽田便の機内食

  
午前10時半ごろに搭乗。帰国便はビジネスクラスでしかも開放感あるいい席。いつものように離陸前に寝てしまい食事の前の飲み物で目覚めた。
Champagne Joseph Perrier Cuvee Royale Brut N.V.(シャンパーニュ ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット)
シャンパンらしい香りと味わい。フレッシュな果実が主体で、酸とミネラルも伸びる。おいしい。

  
食事に和食をお願いしたので飲み物は福岡の焼酎 吾空。樽がかなり利いた麦焼酎だが後半から余韻にスムーズな甘味や酸味のようなものがありワインに通じるものを感じた。おつまみはアミューズ・ブーシュからコンテとミックスナッツ、スモークサーモンと海老のバーニャカウダ。

  
こちらは和食の九つの小鉢膳「旬味彩菜」。奥の段はお酒に合う小鉢で鶏南蛮漬け・帆立・烏賊若布の葱生姜オイル掛け、豚しゃぶ・茄子・ポン酢ジュレ添え。中央の段は冷たい小鉢で、春野菜とつくねの焚き合わせ、豆乳羹と海老・美味出汁ジュレ添え、鮭燻 山掛け、手前の段は温かい小鉢で海老治部煮、鰻豆腐 銀餡掛け、牛フィレおろし煮・ほうれん草とえのき茸のソテー。
とても美しくおいしい。

  
洋食のオードブル。フォアグラ アプリコットと無花果のチャツネ添え、帆立のグリル 香草風味、野菜のマリネ。パンはキャンビンアテンダンドの方もおかしいと言われてたが硬めだった。

 
和食の主菜は、ご飯、香の物、昆布佃煮、味噌汁。お米は魚沼産コシヒカリを機内で炊き立てにしている。久しぶりの和食なのでやはりほっとする。

  
洋食のメインディッシュはシャロレー牛フィレステーキ デミグラスソースとホースラディッシュクリーム添え か ロブスターのグリル ムール貝のクリームソース添え サフランリングイネパスタとともにの2種類から後者を選択。ちなみに、食事が終わった後でも追加で何度でも頼める。

  
デザートは和洋共通で、ココナッツムース フルーツのタルタル添え。キウイの酸味と果実味が利いている。それに毎月変えて提供している特別なコーヒーで今月は「トレス オロス」。やや低めの温度の提供で丸みがあり、香りや味は霧に包まれているような感じで捉えどころが難しい。

  
食後酒のブランデーとショコラ。ショコラは口溶けがいい。

  
  
夕食としてお願いしたのは、スカイビストロから南イタリア風トマトソースパスタとキャビンアテンダンドの気まぐれサラダ。ドレッシングに粒マスタードが使われていて風味がいい。そして同じくスカイビストロからコトコトクラムチャウダーとブーランジェリーからカツサンド。デザートにハーゲンダッツ。

  
朝食はコーヒーとハーゲンダッツ。人気の空ごはんの和定食。小鉢は菜の花お浸し、台の物は鮭味噌焼き、玉子焼き、いくら舟盛り、梅干し、御飯、味噌汁。

評価
おいしくてゆったりできて満足。かなり前はANAの機内食の方が圧倒的においしかったが、最近のJALはエコノミークラスを含めてとてもおいしくなっていると改めて実感している今日この頃。地上でも十分にやっていける味わいを機内で再現するのは大変だと思う。いつもなら席に座った瞬間から寝っぱなしになってしまうが、今回は半分ぐらい起きて食事も取ったので時差ぼけの調整もでき、快適なフライトとなった。