2011年7月28日木曜日

とんかつ せんのき ロースカツ定食

店名 とんかつ せんのき 東神奈川本店
商品 ロースカツ定食(998)


東神奈川駅の西口ロータリーから徒歩ですぐ。


入店すると気持ちのいい威勢がいい「いらっしゃいませ!」の声と揚げ油の匂い。カウンターへ。テーブル席はほぼ満席だった。祝祭日を除くランチタイム(11:00-15:00)ではサービスメニューとして、ヒレカツ定食が通常924円が840円とお得。しかし、とんかつと言えばロースカツ。




テイスティングノート
ツヤがあるご飯は口に入れるとやや硬めで粒が立ち、1粒ずつきれいにバラける。みそ汁は白味噌の甘味があり、安心できる味わい。ロースカツはきれいな色に揚がり、ガブっと噛むと柔らかでジュワっと汁が溢れ出し、まず塩がガツンとくる。ガツンといっても尖ってなく、柔らかい塩味が強めでそのすぐ後からバターやラードがじゅわじゅわーときて、それと合わせて肉汁の甘味と旨味が溢れてくる。塩味が強めでバターやラードが少し強めで旨味、甘味が十分いるという形が崩れずに余韻までバランスされる。全体の味わいが強めなのでキャベツやご飯が進む。ソースは要らない。

評価
ご飯とみそ汁だけでも食事として成立する。ロースカツはとても柔らかく、脂身の塊もなく、繊維のパサつきや筋っぽさも全くない。こんなにも塩味が効いたものを食べるのは初めてで、バター感も強いインパクトで食べた瞬間にインド料理で使う黄金のギー(精製バター)が頭に浮かんだ。
お店の向かい側は2012年4月に開校の横浜スイーツ&カフェ専門学校が建設中となっている。横浜スイーツ..響きがとてもいい。

とんかつ せんのき 東神奈川本店
横浜市神奈川区西神奈川1-10-16 045-323-2911 11:00-15:00,17:00-23:00 日休

2011年7月26日火曜日

ブラッスリー アルティザン ランチコース+ワイン

店名 Brasserie Artisan(ブラッスリー アルティザン) @横浜・元町 ★2010年10月開店
商品 ランチコース(2500/人)+ワイン(2900/カラフ)


今年の前半に予約しないで訪問したが満席で入れなかった。今回は予約をしたが平日で遅い時間だったためか空いていて拍子抜け。場所はみなとみらい線の横浜中華街・元町駅から横浜元町通りを歩きGAPを超えた角を曲がった道の地下1Fにある。(JR石川町からだと、GAPの前を右に曲がる)


階段を降りて、お店に入ると入口から想像するより広い店内。スペイン系のやや賑やかな音楽が流れる。
ランチは2種類あり、ワンプレートランチは4種類のメインから1つとパン、飲み物がついて1200円。+500円でデザートもつけられる。ランチコースはこれに前菜と標準でデザートがついて2500円。今回はランチコース。


ホームページからランチでも使えるクーポンを入手すると食前酒がサービスされる。本日はキール。赤みが強く、甘味が強い。キールはよく分からない。手作りというバゲットは香ばしく、発泡バターはコクとミルク感があっておいしい。



前菜は2種類から選べて、稚鮎のフリット タルタルソース または、シャルキトリーのプレートで後者を選択。イタリア産生ハム、田舎風パテ、フォアグラのムース、豚のリエット、クミンの人参サラダ、コルシニョオンのピクルス、オリーブ。ブルゴーニュのビストロを想像させるこの前菜はどれも味がしっかりして塩味が効いているので、これとパン、発泡バターの組み合わせがとてもいい。これとワインだけで満足できるほど楽しめる。

ワインはカラフ(ハーフボトル)で注文。
・Domaine de la Crouze Saint-Veran Tradition 2009(ドメーヌ・ド・ラ・クルーズ サンヴェラン・トラディション)
シャトー・フィイッセのサンヴェランのようなトロピカルフルーツが少しと、グレープフルーツなどにある酸味と少しの苦味があり、酸が余韻に続く。全体としてはフレッシュな印象だが、温まると苦味が強くなる。

メインディッシュは4種類から「サラダプレートとオニオンのキッシュ」と「ナスと赤魚のロースト トマトフォンデュ 発酵バターソース」を選択。他にはクスクスがお代わり自由な「クスクス サマースペシャル」、300円の追加料金は必要だが「ステーキフリット」がある。


・サラダプレートとオニオンのキッシュ
玉葱のキッシュは上にとろけたチーズがのり、玉葱の甘味がありバランスが取れたやさしい味わい。ジャガイモの粒マスタード、白いんげん豆のオリーブをみじん切りにしたマリネ、燻香が効き塩味が強いベーコン、何かしらのスパイスが入っていそうなマヨネーズがかかったゆで卵。サラダはビネガーのさっぱりシンプル。


・ナスと赤魚のロースト トマトフォンデュ 発酵バターソース
アコウダイそのものの味は淡白だが発酵バターソースをつけると味がまとまってきて、トマトソースをつけるとガラっと変わり身が詰まったコクのようなものが出てくる。茄子もトマトと一緒の方がおいしい。


・グレンリベット12年のアイスクリーム
口に入れた瞬間に濃厚なウイスキーの風味が香る。アルコールが弱い人はこれで酔うのではないかと思うぐらいガツンとくる大人の味。


・焼きたて!ブランシュガーのクレープ
オススメだと効いたので+200円でバニラアイスをのせてもらう。ブラウンシュガーが焼けて溶けたとても香ばしい香り。2枚のクレープが重なりボリュームもある。クレープ単体でもブラウンシュガーの香ばしさとオレンジ風味のソースが効いてクレープも香ばしくておいしいが、オススメのアイスと合わせるとさらにおいしくなる。このアイスはバニラとなっていたが、味わいには杏仁の風味があり、これの組み合わせがいい。


食後の飲み物はアールグレイとエスプレッソ。アールグレイはポットで提供され、3杯ぐらい楽しめる。


お店のホームページにも出ている豚さんが量りにのっている(165g)。また、ナイフはソムリエナイフで有名なラギオールだった。

フランスのブルゴーニュ地方にあるビストロ風の料理。特に前菜を食べたときにはブルゴーニュでのランチを思い出した。デザートのクレープも好みの味わい。これらで2500円のランチは安い。夜も含めて色々な料理を楽しんでみたい。

Brasserie Artisan(ブラッスリー アルティザン)
横浜市中区元町1-31 ラ・スピーガ元町BF1 045-228-7433 11:30-15:00,18:00-23:00 火夜・水休

2011年7月23日土曜日

ポーモ デ アーモ Kisetsuのてぃらみす、季節のはちみつスフレ、サブレ2種

店名 Pomo de Amo 季節のスイーツ ポーモ デ アーモ @センター南
商品 Kisetsuのてぃらみす(500)、季節のはちみつスフレ(500)、ココナッツサブレ(200)、ごまサブレ(200)







テイスティングノート
・Kisetsuのてぃらみす
スポンジとカスタード色のクリーム、ラズベリー色のソース、生クリームと積層されていて、フォークを入れると全く抵抗がなくスーっと軽く切れる。口に含むとほわっと柔らかい甘味が広がり、あっという間に口の中からケーキがなくなる。クリーム類は口に入れた瞬間に一瞬膨張しつつも昇華してなくなるイメージで、クリームと生クリーム、果実のバランスがよいため一体感があり何を食べたのか分からないぐらいで、ももの風味と酸味が心地よく続く。

・季節のはちみつスフレ
スフレは固体になりつつも粘度を持った感じでポーラスに結合しているので粘度はあるのにネットリはしていない。味わいにコクがあり中域のボリュームを持ち、チーズとヨーグルトの風味が中域から少し上のトーンで軽めの印象を受ける。底近くに焼いた風味のパイナップルがあってアクセントになっている。

・ココナッツサブレ
バターと焼いた香ばしい香り。持つとバターらしきものが油として手に付く。カリッ、シャクシャクという歯応えは心地よく、噛んでいるときのシャクシャクした食感はココナッツを食べたときも想像させる。ふわーんとココナッツの味わいが広がる。

・ごまサブレ
ゴマ塩の香ばしい香り。カリっとした後にゴマの風味が香りと味で広がり、塩がその味わいを下支えしている。

評価
Kisetsuのてぃらみすは絶品。これはフランス料理の〆としてアントルメに使える上品さ。ココナッツサブレは焼き菓子でお土産にも使いやすく、この味で2枚で200円だと安い。

Pomo de Amo 季節のスイーツ ポーモ デ アーモ シェフのブログ
横浜市都筑区茅ヶ崎中央13-3 サウスエステート1F 045-941-0450 12:00-18:00 月火休

讃岐手打ち うどん ごえてん ぶっかけうどん、ミニそぼろ丼、ミニ黒カレーライス

店名 讃岐手打ち うどん ごえてん @都筑区・中川
商品 ぶっかけうどん(600)+クーポン無料トッピング、ミニそぼろ丼(250)、ミニ黒カレーライス(300)






テイスティングノート
・ぶっかけうどん
クーポンを印刷して持ってくると無料トッピングを1つ付けてもらえる。ぶっかけうどんに1つはちくわ天、もう1つはとろろ昆布をトッピング。麺はコシが強いので歯応えがしっかりしている。ツルツル、シコシコした食感もいい。汁は甘めで醤油と鰹節の風味が裏にいる。この汁の甘味と強さは単体でも飲み干せ、うどんと絡めてもしっかり主張するのを両立したギリギリのバランスになっている。ちくわ天はサクッと上がっていておいしい。

・ミニそぼろ丼
やさしい素朴な家庭的な味わい。

・ミニ黒カレーライス
誰かが注文したものが運ばれる度にぷーんと香る。濃厚でピリ辛なスパイシーさを感じさせる香りのカレーは、コクが中低域にあり、一味唐辛子のような辛味が高いトーンとなって同時にやってくる。

評価
うどんはもっとあっさりした汁で食べてみたい。天ぷらうどんは豪華だったのでこれも試したい。ミニ黒カレーライスは清里のブルーパブレストラン・ロックのROCKビーフカレーを想像させる長時間煮込んだ感じの香りで、味わいはロックの方が低域から高域までピラミッド型に階層が高いのに対して、こちらは中低域から高域で中域が少しくびれているスリムな味わい。うどんを注文すると、うどん1杯につき、ミニそぼろ丼を400円が250円、ミニ黒カレーライスを500円が300円にしてもらえる。
昨日に続いて讃岐うどんを食べたが、ダシと丼、バランスでは昨日のはればれ、麺と天ぷらでは本日のごえてんが好み。

讃岐手打ち うどん ごえてん
横浜市都筑区中川4-8-65 ルミエール中川101 045-911-7367 11:30-15:00,17:30-21:30

2011年7月22日金曜日

パティスリー ア・ラ・カンパーニュ ヘルシー・ベジタブル・ライス+デザートセット(ランチ)

店名 Patisserie a la campagne(パティスリー ア・ラ・カンパーニュ) たまプラーザ テラス店
商品 ヘルシー・ベジタブル・ライス(998)+デザートセット(630)






テイスティングノート
まず、じゃがいもの冷製スープ(ビシソワーズ)が提供される。舌触りが滑らかでじゃがいもの甘味がほんのりでパセリがアクセント。ヘルシー・ベジタブル・ライスは黒米に素焼きの野菜で色鮮やか。調味料としてプレート内に塩とオリーブオイルに何か混ぜたようなソースの2種類がのっている。野菜は素材そのままという感じで、ゴーヤは苦味が強くそれ以外のブロッコリー、小さい人参、茄子、インゲン、シシトウガラシ?、ヤングコーン、とうもろこし、サツマイモは野菜そのもの。カボチャとパプリカはこの旬な時期らしい甘味がある。
デザートはショーケースから高額な1点以外から選べる。タルト・オ・ミルティーユはブルーベリーがフレッシュということなのでこれを選択。残念ながら冷凍品っぽく、フレッシュでも都内などで作っている皮が厚いものはこのようなブルーベリーもある。ホットの紅茶は抹茶をたてる大きい茶器のようなカップで提供される。


評価
テラスもある開放的なお店で、たまプラーザの1Fフロアで一番目立つお店。神戸発祥のお店で南仏プロヴァンスをイメージしているそうです。

Patisserie a la campagne(パティスリー・アラカンパーニュ)
横浜市青葉区美しが丘1-1-2 たまプラーザ・テラス・ゲートプラザ1F 045-904-3868 10:00-22:30

2011年7月18日月曜日

すた丼 油そばセットミニ

店名 すた丼 高田馬場店
商品 油そばセットミニ(870)




テイスティングノート
油そばセットミニにはすた丼、みそ汁、サラダ、生卵、油そばがセットになっている。すた丼と油そばはミニサイズ。すた丼はニンニクが効いたタレの豚丼でいつ食べてもおいしい。油そばは麺はしっかりしているが醤油風味の焼きそばっぽい味。

評価
すた丼はいつ食べてもおいしい。油そばは初めて食べたが一般的な油そばと味が異なる。個性的。


本日は菅原紗由理さんのライブ「菅原紗由理 Premium Live vol.2 ~Forever... 前々夜祭~」で高田馬場を訪問。会場となったESPの近くにすた丼はある。デビュー当時からお気に入りのアーティストでライブは2回目。透明感あって、ブルゴーニュのワインを想像させるミネラル感を持つ歌声がとても美しい。

すた丼 高田馬場店
東京都新宿区高田馬場3-2-13 ドムス・サニ・ヤナガワビル 03-6908-7241 11:00-27:00