2012年9月1日土曜日

崎陽軒本店 中国料理 嘉宮 くつろぎ昼会席、キリン一番絞り生ビール、紹興酒 関帝・陳年花彫酒

店名 崎陽軒本店 中国料理 嘉宮 @横浜・東口
商品 くつろぎ昼会席(2800/人)、キリン一番絞り生ビール、紹興酒 関帝・陳年花彫酒(2400/600ml)

  
横浜駅東口を出てすぐ近くにある崎陽軒本店さん。横は通っていたが初めての訪問。重厚な趣もある。

  
中に入ると結婚式場もあり、飲食では中国料理の嘉宮 、イタリアンのトラットリア・イルサッジオ 、ティーサロン・アボリータム、ビアレストラン 亜利巴゛巴゛がある。やはりシュウマイを食べたいので中国料理 嘉宮さんを訪問。

  
きちんとした受付がある。予約して来ているお客さんも多いようだった。青島ビールなどもあったが生ビールを飲みたかったのでキリン一番絞り生ビールを注文。クリーミーな泡立ちでなぜかラガーのような風味があった。

 
食事は一番上に書いてあったくつろぎ昼会席。まず前菜として、サンマの香り揚げキノコソースととろ湯葉とツブ貝の和え物。ツブ貝はコリコリした歯応えがよい。サンマは濃いめの味付けがしっかりしていて、丸く黄色い玉子で包まれたものはニンニクがしっかりしていてビールが進む。

  
タロイモ入り焼き餅。普通の焼餅と比べてタロイモの粘りがあり、芋の甘味がたっぷりあり、ホクホク感も強い。おススメというチリソースのようなものをつけると柔らかいホクホク感が少し輪郭がはっきりしてスパイシーさが加わる。

  
カブと蟹肉のとろみスープ 菊花のせ。淡いオレンジ色のスープに薄い黄色や紫の菊花に加えて蟹肉の赤みがあって見た目がきれい。カブは輪切りがドーンと入っているのではなく、すりおろされていて蟹肉の食感や味わいと相まってバランスがいい。

 
天然バナナ海老と海老団子の胡麻マヨネーズ。海老の甘味とマヨネーズの甘味が合わさり、おこげの香ばしさが加わってバランスが取れている。

  
ここで紹興酒をボトルで追加。陳年花彫酒 関帝 5年。グラスはワインのテイスティンググラス。注がれている瞬間からブランデーやシェリーのような熟成香が立ち昇る。紹興酒らしい甘味や熟成風味が前面に出ている。他で飲んだ関帝 5年はもっと酸味が利いてフレッシュな味わいだったので少しの銘柄違いか熱の影響なのか熟成が進んでいる印象を受ける。

  
ここはプレフィクスでの選択品。前者が三陸産帆立貝と一夜干しイカのソテー 黒胡椒風味。後者は色々野菜の干し貝柱と湯葉のあんかけ。イカはまさに一夜干しという味わいで旨味が浅めに入り込み、素材のプリプリ感も残っている。一緒にレンコン、長いも、緑色をした何かの花のつぼみなどが入っている。湯葉の野菜は菜っ葉が多めで餡は中華の甘味と旨味。貝柱そのものは感じられない。

  
崎陽軒特製シウマイ。持ち帰りやお弁当で売っている崎陽軒のシウマイとは明らかに違う。豚肉の肉々しい味わいと脂の甘味、グリーンピースは上にのっていなくて中に入り込んでいる。しかも味は安いグリーンピースではなくて、そら豆のような味わい。全体のまとまり感はシュウマイではなく本物の点心。醤油やカラシもあるが、これにつけるのは勿体ない。このシュウマイにも紹興酒は合っている。

  
メインも選択性。こちらは信州黒毛和牛のあんかけ焼きそば。広東料理らしい甘辛の味付けで焼きそばは極細めんでパリパリに焼けているのが香ばしくておいしい。一緒に入っている竹の子は水煮の臭みのようなものが感じられたのは残念。

  
もう1つのメインで、信州黒毛和牛とタスマニアサーモンのチャーハン。適度なパラパラした食感の炒飯は香ばしさがあり、XO醤など何かの醤の風味と甘味、それに卵のやさしい甘味、それらに加えて牛肉とサーモンの甘味が加わる。サーモンはパサツキがなく弾力があり食感と甘味があった。これらメイン2品にも紹興酒はばっちりと合っていた。オコゲと甘味に熟成が加わるところで一体感と膨らみが出てくるようだ。

  
デザートはメニューの6品から選択する。先に烏龍茶がポットで到着。やや上品タイプの澄んだスタイルの烏龍茶。

  
栗の甘露煮とクルミのココナッツミルク・バニラアイスのせ を選択。栗らしい自然な甘味がソースとなってココナッツミルクと合わさり、バニラアイスがそれらに冷たさと甘さ乳製品によるまとまりを与える。さらにタピオカのクニュっとした舌触りと食感、栗のブロックも口に入り、胡桃の苦味がそれらを引き締めて、全体のバランスが取られている。

評価
一品目から期待できる味わいで、それが最後まで持続した満足の料理。4000円から4500円程度の質感なのでコストパフォーマンスが高く、特に一般的な崎陽軒に対するイメージからはかけ離れ、横浜中華街の萬珍樓や聘珍樓をも想像させる。料理は大満足で価格の1段、2段上を感じさせるお店の雰囲気やそれら料理と比べると、サービスは服装や表面の言葉使いはよいもののサービス側本人は気が付いてない他テーブルに使った失言や皿の配膳、下げ膳での作法など目に付くところがあり、他が良いだけに残念でならない。

崎陽軒本店 中国料理 嘉宮
横浜市西区高島2-13-12 崎陽軒本店2階 045-441-3330 11:30-22:30(土11:00-,日祝11:00-22:00)

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