2009年4月22日水曜日

Osteria Austro アラカルト・ディナー

店名 Osteria Austro (イタリア料理 オステリア アウストロ) @横浜馬車道
商品 アラカルト・ディナー




・Ponte Verduzzo - Prosecco Vino Frizzante
  ポンテという協同組合が造る、ヴェルドゥッツオとプロセッコという葡萄で造られたイタリアの
  スパークリングワイン。
  通常のスパークリングような金網がなく、コルクだけで抑えているため、通常の開栓はできず
  ワインオープナーで開ける。しかもコルク部周囲も透明でコルクが見える。意味不明の糸付き。
  泡は大きいものがボコボコと昇ってくる。
   香りに日本の機山洋酒工業のキザンワイン白が少しと、香りの味とほとんどに原茂ワインの
  La Foglia(ラ・フォリア)に近い。やさしく甘味はあるが甘ったるくはないので食事と合わせやすい



・パン 全粒粉のパンとウイキョウ入りのフォカッチャ
・前菜 キビナゴのフリッタ?とチキンの和え物
     キビナゴは小さいが魚の味が濃くしっかりしている。



・岩手産 白レバーのテリーヌ サラダ仕立て(1150)
  ソースは苺を軽くコンフィチュールにしたものと、ユリの蜂蜜、胡椒がかかっている。
  白レバーは濃厚だが後味は軽く、かなりネットリしているが、これが甘いソースと合わせると
  旨みが増し、ピタッとくる。
  サラダには酸味のあるソースがかけられ、1皿のバランスが取れている。




・信州産 いろいろ野菜のグリル(1280)
  この日はXXというキノコ(名前忘れ)と、レンコン、人参、サツマイモ、カブ、シュガーピース、
  ブロッコリー、カリフラワーと白葱、そして青大根(緑色)
  XXというキノコは食感がマシュマロのようでふわふわで味はエリンギに似ているが、ジューシー
  やはりどの野菜の味が濃厚で非常においしく、青大根は中まで緑色で、断面や味は大根という
  より別の野菜と果実にも似た味わいがある。コリコリして水っぽくなく野菜の甘味が濃厚。



・ヴェネト産 ホワイトアスパラのグリル(880)
  前回はニンニクチップとオイル炒めのソースだったが、今回はチーズと胡椒系スパイス添え
  やはりホワイトアスパラが甘くおいしい。 通常イタリアではホワイトアスパラが2月から3月が
  旬で、ヴェネトでは少し遅く3月から4月末ぐらいが旬。 旬のフレッシュものは灰汁抜きなど
  しなくて軽くボイルしてグリルしただけでよいとのこと(シェフ)



・Casale Vecchio Pecorino 2008 (カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ)
  健康豚を頼んであったので、白身の肉なのでということで白ワインを薦められて、お奨めのコレ。
  香りは柑橘系果実、グレープフルーツ、ライムに少しだけ桃の柔らかい甘さをもったいい香り。
  酸味はほどほどでフレッシュな味わい。冷やしてキンキンな状態で食事に合わせるといい感じ



・伊産ホワイトアスパラとパンチェッタのカルボナーラ ペンネソガーテ(1680)
  ホワイトアスパラはグリルと同じもので、濃厚なカルボナーラソースと絡んでも甘味や旨みを
  主張している。パスタはアルデンテ状態。食材を濃厚なソースでまとめてあり、単調になりそう
  なところを胡椒系スパイスが引き締めている





・厚切り健康豚のグリル
  レモンと岩塩の風味で肉の旨みを楽しめる変わらずおいしさ。
  添えられている野菜をクローズアップしてみると、たらの芽はこんなに大きいのに柔らかく灰汁が
  なく、野菜の旨みが出てくるおいしさ。たらの芽は何度も採取するが年の最初に採ったものは
  大きくても柔らかく灰汁もないとのこと。

  そしてくるくる丸まっているのはコゴミで、これも灰汁がなく野菜の旨みが強い。
  それにしてもどの野菜も発色がすごい。
  シェフと色々話していたら、生の人参スライスを出していただいた。
  やはり生の状態でも甘味があり、人参の変なツーンとするものもない。

評価
やはりすごくおいしい。
それにしてもこのお店ではいつも食べ過ぎになってしまうので、次回以降はもう少しセーブしようと思う
夏のきゅうりが絶品とシェフが言ってたので、そこは抜けないように時期を合わせて行きたい。

昨日もワイン会、明日も飲み会と続いており、飲み過ぎと食べすぎ