2011年12月4日日曜日

ブーランジェリー ジャン・フランソワ クロワッサン・フランソワなど各種パン

店名 Boulangerie Jean François(ブーランジェリー ジャン・フランソワ) ★2011年12月1日開店
商品 キッシュ・ロレーヌ(450)、クロワッサン・フランソワ(190)、クロッカン(210)、パン・オ・キャンヌベルジュ(300)、グリュイエール・バロ(320)、ゴルゴン・バロ(320)



横浜ポルテのリトルイタリー街に出来た新しいパン屋さん。広めのイートインエリアもある。


・キッシュ・ロレーヌ
具材が豊富に入り、玉子感も十分、生地もサクサクなキッシュ。おいしい。写真は縦半分にカットしたもの。高いだけある味。


・クロワッサン・フランソワ
見た目が美しいクロワッサン。一般的なクロワッサンと異なり、表面がツルンとしている。表面はサクサクで、ミルフィーユのようにファラファラと薄い破片となって舞い、中はもっちり、しっとりとした食感と舌触り。噛むごとに純度が高めの岩塩の味わいが強く出てくる。これはおいしい。


・クロッカン
クロワッサン生地とくるみをカリカリに焼き上げた商品で、胡桃がふんだんにはいっているので生地が個片となって分離しやすく食べやすい。クルミの苦味、表面のパウダーシュガーのような付近から甘味もある。これもおいしい。

←そのままと、焼き直した後

・パン・オ・キャンヌベルジュ
ドライクランベリー、クルミ、サルタナレーズンと組み合わせたというセーグル(ライ麦のパン)。具材が沢山入り、食べると色々な味わいがやってくるので楽しい。生地は弾力が強くしっかりしたもので肉を噛みちぎるような感じだが、これも具材が沢山入っているのでうまく切れる。生地は香りと共に味にも酸味があり、ドライフルーツの凝縮した素材の甘味、クルミの風味と苦味が全体を複雑な味わいにしている。


・グリュイエール・バロ
白ワインによく合うグリュイエールチーズをバゲットの生地に包んで焼き上げましたというパン。生地はしっかりしつつ、もっちりしたものでチーズは塩味が強め。


・ゴルゴン・バロ
赤ワインによく合うゴルゴンゾーラチーズと蜂蜜をバゲットの生地で包んで焼き上げましたというパン。カットすると小籠包のように少しスープがにじんでくる。ゴルゴンゾーラがキリっと効いているが蜂蜜がかなり甘めに仕上げていてチーズのデザートに近い。

評価
全体に高いレベルのパンの味わい。クロワッサンとクロッカンはコストパフォーマンスが高い。そして、全体に塩味が強めに効いている印象を受ける。広いイートインスペースがあるので、クロワッサンやクロッカンとコーヒーで軽いランチやカフェ利用にも良さそう。グラスワインも扱っていて、ルイ・ラトゥールのシャルドネが500円のほか、リースリング、メルロー、カベルネなどもある。MOF受賞シェフ「ジャン・フランソワ ルメルシエ」がプロデュースしているというベーカリー&カフェ。

Boulangerie Jean François(ブーランジェリー ジャン・フランソワ)
横浜市西区高島2-16-B1地下街ポルタ 045-450-3747 09:00-23:00