2010年8月7日土曜日

キルフェボン 桃とチーズのタルト、足利の”きんたろう牛乳”と白桃のフラン

店名 キルフェボン 横浜(quil fait bon) @横浜駅 相鉄ジョイナス1F
商品 桃とチーズのタルト(756)、足利の”きんたろう牛乳”と白桃のフラン(350)







テイスティングノート
・桃とチーズのタルト ※夏限定
 白桃の白、桃と、クリームのピンクがかった色、スポンジの黄色と色鮮やかで、白桃の艶が夏らしい。
 そして、白桃を剥いたときのようなフルーティな香り。白桃は素材そのものの味わいで果実の甘味が
 たっぷりで歯応えも適度で、ヨーグルト風味のクリームと相性がいい。タルトとなっているが土台は
 パイ生地で、ラズベリージャムを敷いて、チーズスフレの上に甘味が利いた桃のジャム、クリームが
 のり、白桃の水分が出ないようにスポンジが敷いてある。
 これらの味わいがそれぞれに主張しながら、お互いの味を引き立てていく。軽快なリズムの味わい。

・足柄の”きんたろう牛乳”と白桃のフラン ※横浜限定 「地元牛乳」シリーズできんたろう牛乳
 いい牛乳と卵で作られたと分かる舌触りや甘味、旨みが自然なプリン(フラン)。焼きの上面は香ば
 しいプリン部分は卵は丸ごと使ったときの黄身と白身のバランス。やさしく、ほわほわした甘味。
 タルト生地は通常の商品のように塩味はなく、素朴な甘味と歯応えで、これがプリンとの組み合わせ
 に合っている。生地との間に入った白桃は瑞々しく、上にのったコンポートは歯応え、味でアクセン
 トになっている。

評価
桃とチーズのタルトは洗練されている。そして、足利の”きんたろう牛乳”と白桃のフランはすごい
コストパフォーマンス。キルフェボンの中では激安で、しかもこの味はすばらしい。

今まで気にしてなかったが、フランス語を教わっている中で、響きが似ているなと思っていたら、
キルフェボンというのはフランス語だった。気がつきませんでした。
天候の話は、Il fait ~ という表現をして、Il fait bon. とすると、気持ちがいい気候というニュアンス。
Queが感嘆文(英語のWhatやHow)になるので、直訳では「なんて気持ちがいい気候だろう」という感じか。
キルフェボンのお店では、「なんていい陽気なんだろう」と訳しているようだ。

キルフェボン横浜
横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス1F 045-290-1685 10:00-21:00 不定休