2010年9月25日土曜日

Léon de Bruxelles ムール貝のディナーセット


7月革命記念柱があるバスティーユ広場の近くで、緑色の看板が目印のお店。PM8過ぎだがサマータイムということもあって外はまだ少し明るい。テラスと1F、2Fがあり、テラスは少しだけ寒いので1Fの店内へ。

Le menu Léon というセットメニューは前菜+プレート、前菜+プレート+デザートの組み合わせがあり、種類は Tradition(€17.00,€20.00)、Original(€18.60,€21.60)、Gourmand(€19.50,€22.50)、Plancha(€21.10,€24.10)の4種類。このうち鉄板焼きのPlancha以外はココットが主菜となる。前菜の種類はどのメニューでも同じ。


プレッツェルは前菜がビールと同時にきて、食べないうちに下げられてしまった。
飲み物は La bière de Léon というオリジナルビール。このお店のオリジナルビールでバナナの香りと味が特徴。さっぱりした味わいの後に、調理向けのバナナ風味がふっと現れる。

選択した前菜は「La petite assiette de carpaccio de saumon(サーモンカルパッチョのちょっとした皿)」。トーストされた茶色く薄いパンと、サーモン、バター、レモンが皿にのってくる。サーモンをそのまま食べるとほんの少し臭みもあるが、レモンをかけると旨みが徐々に増してくる。


主菜は Tradition から「La cocotte de moules à la Marinière(ムール貝の白ワイン蒸し煮)」
ココットにたっぷり入った熱々の状態でバーンと提供される。白ワイン蒸しは塩味が利いている。ムール貝を食べるとちょうどよいがソースはかなり塩辛く、これを飲み乾したら体を悪くしそう。




そして、Plancha から「La Plancha aux Fruits de Mer(魚介類の鉄板焼き)」
フライパンに入った状態で提供され、トマトベースでオリーブオイルが利いていて、魚介類はムール貝、海老、トマト、イカが入っていて色々な味を楽しめる。ソースはトマトで緩和されているものの、それでもココット同様に塩辛く、ちょっとしか飲めない。エキスが出ておいしいので勿体ない。
らーめんのつけ汁や、蕎麦の割下のように最後に薄めて飲めるといいと思うが、お店の方はフランス語だけのようなので他の人も割っている人はいないし、説明する自信がなく、お腹もいっぱいなので諦めた。ムール貝は食べた貝殻を使って食べるが、手先にエキスがかなり付く。付け合せにフレンチフライ

評価
安く、これだけ沢山ムール貝を堪能できるのは嬉しい。お店はパリ市内だけでも9店舗ぐらいある。本日はシャルル・ド・ゴール国際空港からパリ・リヨン駅近くのホテルまで移動したがすごく大変だった。週末の土日はしばらくの間、空港からの電車は集中工事で動いていない。そのため、無人自動運転のCDGVALでターミナル2からターミナル1へ移動し、無料のシャトルバスでMitry-Claye駅へ行く。そこで電車RERを利用して、パリ・バスティーユ駅へ到着。このルートは大変なので今度は使わないようにしよう。

Léon de Bruxelles @Paris la Bastille店(パリ・バスティーユ店)
3 bd Beaumarchais 75004 Paris 01 42 71 75 55
(参考)Tradition(€17.00)、Plancha(€21.10)