2011年10月16日日曜日

the EARLY BIRD cafe グラノーラ、ベーグルのかりんとう

店名 the EARLY BIRD cafe(ジ・アーリーバード・カフェ) @横浜・たまプラーザ
商品 グラノーラ(480)、ベーグルのかりんとう(420)






テイスティングノート
・グラノーラ
袋は麻紐で方結びされているだけで袋としては開放状態。そのため甘い香りが少し袋からも漂う。カボチャの種やアーモンドスライスのようなものがフレーク状についている。大きさはそれぞれ。コーヒーやココアの苦さのある香りが中域にあり、その周囲にもわんとする甘い香りが漂う。それらの裏には木材の香りがあり、時間が経つとそれが前に高いトーンとして現れる。ぽりぽりした食感がよく、色々な木の実とフレーク、アーモンドなどの様々な食感があり、カリっとしたり、ポソっとした柔らかい食感が楽しめる。甘味も少なく、それら素材の種類によって甘味と苦味、特に種の種類によって苦味が強めであったりするとそれもアクセントとなる。噛んでいるときはそれほど味はしないが、その後から種などの大人のビターな苦味が種の旨味といっしょにやってくる。柿の種は辛味と醤油の風味、塩などが後を引き続けて食べてしまうが、それと同じような感じで後味の苦味と甘味、種の旨味のバランスがよくて後を引く。

・ベーグルのかりんとう
芳香な高いトーンのバターが沖縄の黒砂糖などの香りといっしょに立ち昇る。その中核には炒ったゴマの香りがいる。ガリっとした食感で、ベーグルの空隙部分がうまい具合に歯応えにリズムをつける。この空隙がないとパリっと割れたり、カリッと一瞬で歯が通るが、空隙があるので歯が層を割るとスッと入り、さらに次の層で歯が止まり、これらが繰り返されることでガリっとした食感になっている。味わいは表面に舌が触るので先に甘味がきて、ガリっとした食感を楽しんでいると、香ばしく焼かれた苦味とゴマ、バター味が合わさり、その後から塩味が主張してくる。それらの味わいが現れる順番に弱くなっていくため、舌には甘味などは残らずとてもすっきりしている。
食感はフランスなどのスーパーなどでも売られているカリカリに焼かれた状態の味付けがないラスクに似ている。こちらの方がアクセントは強い。

評価
普通のシリアルやかりんとうとは違う味わいの特徴があり、味付けが過度になく上品でいつまでも食べ続けられる飽きが来ない味わいでおいしい。濃い味付けが好みの人には少し物足りないかもしれない。

the EARLY BIRD cafe(ジ・アーリーバード・カフェ)
横浜市青葉区美しが丘1-10-1 1F 045-901-5531 09:00-20:00 水日休