2011年10月9日日曜日

スタジオ バール 隅田川ブルーイングス ヴァイツェン、カレーの品格・ビーフ






テイスティングノート
・隅田川ブルーイングス ヴァイツェン
香りは弱いがグレープフルーツとコーヒーにお菓子のラムネ、消毒を少し混ぜたような一般的なヴァイツェンの香り。口に含むとヴァイツェンらしい香りが華やかに広がり、味もいっしょに白い花びらで中央が黄色い花や緑の果実、緑色の梅などが中核は動かずに周囲に広がっていく。クリーミーで柔らかく、軽く、余韻に心地よい柔らかい苦味を持つ。

・カレーの品格・ビーフ
果実、干しぶどうの甘味が前に来るが辛味が基底にいる。初めにカレーの甘味と肉の旨味が強く来るが、それが弱くなっていくと辛味が平面状に広がっているのが見えてくる。そのため、辛味はゆっくりと後からじわじわと口全体に広がる印象を受ける。フランスのワインでいうとこの辛味はミネラルに相当する。ビーフの肉質は繊維質で硬めだが、それぞれの繊維は簡単に解れる。

評価
ビールはランチでも価格は変わらずカレーよりも高い。ホットペッパーをランチで使えばドリンク&ミニサラダ(150円相当)が無料で提供されるようだ。お店はファストフードと同じスタイルで、レジで会計をして品物を受け取ってから席に付き、食事後に自分で下膳する。
アサヒフードクリエイト生産部がアネックスビル2回と3階で仕込みと醸造をしているというハンドクラフトビールというだけあってヴァイツェンはおいしい。カレーもこの価格なら満足できる。平日のランチであれば、みなとみらいの横浜ビール驛の食卓でのランチはヴァイツェンも含めて250円で飲めるのでそちらがお得。

スタジオ バール(Studio Bar) 横浜ジョイナス店
横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナスB1 045-321-6936 07:00-23:00
(参考)隅田川ブルーイングス ヴァイツェン(680)、カレーの品格・ビーフ(650)