2010年4月17日土曜日

Bar&Dining 器色 アラカルトディナー

店名 Bar & Dining 器色 KIIRO @横浜鶴屋町
商品 アラカルトディナー(12000/2人)


おしゃれな造りの入り口や店内で、カウンターは大きな一枚板で広々している


まずはマルガリータとキゥイフルーツのカクテル。
マルガリータは一般的で、キゥイは粒々感を楽しめ、アルコールは感じないのでゴクゴク飲める


・シンプルサラダ
 名前は分からないが粒々がついたシャッキリ野菜なども入っていて、見た目より色々な食感が楽しめる
・サーモンのカルパッチョ
 表面に炙りが入り、とびこの食感や葱の風味が利いておいしい
・茄子のミートソース
 ナスはほぼ素の状態でパスタは乾麺、ミートソースはやや甘めのタイプで普通
本当の料理名はすべて長い名前だが、覚えられなかった


Cave de Lugny Cremant de Bourgogne N.V.  (カーヴ・ド・リニュー クレマン・ド・ブルゴーニュ)
 やや小粒の持続性のあるきれいな泡立ちで、少し赤みも入ったシャンパンゴールド。
 柑橘系の果実、マスカットや少しのオレンジ、 イースト香、少しのクリームなどが融和したいい香りで
 本格的。舌触りは泡によりシャッキリしており、甘味がじんわりと後からやってくる。飲み進めると
 甘味、酸味、旨味、苦味がそれぞれ波になって順々に覆いかぶさり、ふわーっとまとまった後に
 甘味がほんのりと戻ってくる。
  お店で4480円だったのであまり期待してなかったが、Domaine Chevrotのクレマン
 Philippe Bornardのクレマンを想像させる雰囲気で、最新ヴィンテージではより好みである
 ボールナールの旨さに匹敵する。
  インポータのJSRトレーディングによると、カーヴ・ド・リニューはマコン地区の生産者共同組合で、
 シャルドネ 70%、ピノノワール30% のシャンパーニュ製法で作られるクレマン。参考小売価格が
 3000円なので小売価格は妥当で、お店の価格としては良心的。


レバーのパテは手作り感のあるもので、旨味や深みもあり、嫌な風味がなく、おいしい。
ガーリックトーストは良質なバター、多分カルピスバターが使われていて、ガーリックの利かせ方も
上品でおいしい。


アスパラの豚肉巻きは醤油ベースのソースで、やや強めの味わいなので強めのお酒のつまみとして
良さそう。もちろん、クレマンなどの泡とは問題なし。
岩塩焼きは、見た目には見えないのだが塩に良いものを使っているのか、山葵は市販品に良い塩を
混ぜているのか一見普通なのだがおいしく感じる。

お腹が苦しくなるぐらい沢山食べて、カクテル2杯、泡を1本頼んで1万2千円は安い。
何を目当てにというモノはないが、ガーリックトーストやパテはおいしいし、少し洒落た感じなので
2次会や少人数の飲み会には居酒屋など使うより断然こちらの方がよく、また別の機会にも利用させ
てもらいたい。ちなみに、すでに開店から10年経っているらしい。