2010年3月28日日曜日

オ プレチェネッラ ランチMenuB&ワイン

店名 'OPuleccenella (オ プレチェネッラ) @横浜市西区
商品 ランチMenuB(3360)&ワイン


横浜駅から新田間川沿いを歩いていくと右手にあるお店で、近くの桜がきれいに咲いている。


白塗りを基調にして、独特な置物などが配置された洒落た雰囲気の店内。


まずはグラスワイン。赤白2種類ずつあるが、本日はソーヴィニヨンブランと、赤は?
白はさっぱりして飲みやすく、冷えて提供されるが温めるより提供された温度が丁度よい。
赤は最初ぎゅっと果実が出て、その後はさっぱりして、やはり冷えて提供されるが温まるとやや渋味が
出るので冷えた状態が飲みやすい。最後にほわっとする感じは如何にもイタリアワインらしい。

←パン。全粒粉の風味がよい

前菜盛り合わせは、細かい説明を覚えられなかったが、ピンクの液体は温かいビーツのポタージュで
お猪口風のグラスに入れられているので飲みやすい。
貝と菜の花のクスクスは貝の旨味が出ておいしい。マグロも味付けが程よく、添えられた
レンコンも出来たてのホテトチップスのよう。バジルソースの添えられた鶏肉はチーズのような食感と
鶏の旨味が凝縮されたおいしさ。前菜からレベルの高さがうかがえる。


パスタ1品目はタリオリーニ。サワラのコンフィとういきょうプチトマトのソース。
このパスタとパッパルデッレだけは手作りパスタでその他は乾麺。このパスタが絶品。
この得もいえない食感と舌触り、歯触り。海産物の卵のようなもので似たような食感を味わったことは
あるが、パスタではこれが初めて。具材との塩加減も丁度よく、おいしい。


グラスワインが空きそうだったので、ボトルを追加。
お店の方に手頃でお奨め2つのうち、ソーヴィニヨンブランでない、やや果実味がしっかりしていると
いう、イタリアの地葡萄品種の Rugara Pharusを選択。
色は濃く、ややにごり酒のように白濁したやや不透明。白果実、柑橘系果実の甘味と酸があり、
舌の上で程よいバランスを取っている。


パスタの2品目はリガトーニ、豚ほほ肉の赤ワイン煮込ソース。
こちらは乾麺なのでパスタは普通で、豚ほほ肉はホロホロと崩れて食感はよいが、妙な苦味があり
これは煮込み時に何か失敗している。残念。
ちなみに、2人以上で違うパスタをオーダーすると、今回のように皿を別けて提供してもらえる。


メインの1つは魚。皮はパリパリで身は柔らかくふっくらとして、塩加減もちょうどよくおいしい。
アンチョビなど色々入ったソースは菜の花かブロッコリーの1種のような苦味と合っていていい。
パンをバンバンお代わりしていると 違う形のパンが提供された。


メインのお肉。宮崎?のブランド豚肉。なんだか豚肉っぽくなく、魚を食べているような食感と風味。
豚肉の独特な風味がない。麦は味がしっかりついていてアスパラの味が強くておいしい。


デザートはバラの香りを利かせたムースとバニラソースをひき、アーモンドスライスのせ。
ムース部分は口に入れるとバラの香りが発つが、味はマカロンなどを思わせる甘さでかなり甘い。
アーモンドスライスは薄く沢山のっているので食感がサクサクし、ピスタチオのソースはバニラ香が
ふんわりとしてよく合う。ムースがマシュマロっぽい食感なのはよいが、甘さを抑えてあると格段に
おいしくなると思う。

食後の飲み物はカフェラッテ。アートされて提供された。
泡立ちがよく、最後まで持続し、舌に常に柔らかく当たるので良い感じ。

評価
ホスピタリティ溢れる店内の雰囲気、味わいともによく、特に手作りパスタは旨過ぎる。
ランチは14:00までで、入店できたのは13:50でギリギリ。そこから2時間の優雅なランチでした。