2010年3月30日火曜日

麺や 菜かむら 相模橋本らーめん今味 醤油味、名古屋コーチン味玉

店名 麺や 菜かむら @神奈川県相模原市
商品 相模橋本らーめん今味 醤油味・細麺(700)、名古屋コーチン味玉(150)






テイスティングノート
・名古屋コーチン味玉
 新鮮卵を一品料理として提供とある通り、挽肉の甘い餡がかかって、卵そのもののとろっと感も
 強く、全体に濃いめの味付け。これはらーめんにはかけるものではない。
・相模橋本らーめん今味 醤油味・細麺
 魚の出汁の香り。煮干系が最初にふわーっと香り、スープを飲むと静けさの後にトロミを持ったかの
 ような汁が甘味、旨味、塩味などボリュームを持ちながら奥へと進む。飲み続けると白身魚のあら汁
 の風味が出る。
 麺はやや細い縮れタイプだが歯応えはしっかりしていて、スープとのバランスがよい。
 スープには野菜の旨味も感じられ、添えられた葱も全体をまとめている。

評価
おいしい。 醤油は相模の地醤油「井上醤油」が使用されている。
東京府中市のJR府中本町駅近くにある「いつみ屋」と青森の「まるみそば店」を思い出した。
ともに煮干系だから浮かんだのだと思うが、いつみ屋は「わんたん」が野獣味溢れる絶品だが、
スープは6年前が一番好みだった。まるみそば店は純粋な煮干らーめんで薄いようで旨味がしっかり
していて、ワインだとジャン・ラフェ風。この菜かむらの相模橋本らーめん今味 醤油味は旨味に
ボリュームはあるが強すぎないバランスが取れていてニコラ・ロシニョール風。
他に相模橋本らーめんの汐味、東京神保町らーめん昔味がある。お店の方がどれも自信があると
説明してくれた。駅から徒歩5-7分ぐらいだが、主道から見える路地にあるので見逃し注意。

麺や 菜かむら
神奈川県相模原市橋本2-8-12 042-773-8855 12:00-14:30 18:00-21:00(日 12:00-17:00)
月・三日休

スープカレー専門店 ku u (くう) チキンレッグやさいカレー

店名 スープカレー専門店 ku u (くう) @神奈川県相模原市
商品 チキンレッグやさいカレー(1150)





テイスティングノート
野菜が盛り沢山に入ったスープカレーで、具は多いがきちんとスープを飲めるようになっている。
辛さは0-15辛までの段階を選べるが本日は6辛。スパイスは如何にもタイっぽい幾つもの香りや
辛味があるが、本格的な香辛料でないと満足しない人でも満足し、本格的な香りやパクチーなどが
嫌いな人にも受け入れられることを両立した絶妙なスパイスの使い方。
スープは6辛ではそれほど辛くなく、そこそこ辛いのが好きな人にはゴクゴク飲めるぐらい。
野菜はスープの味が浸み込んでいるが、野菜の味がしっかりしていて全体の一体感がある。
10種類以上入っている野菜は素材の味が活き、沢山入っているので味に変化があり楽しめる。
チキンレッグは骨から身がホロホロと取れ、脂身がなく、野性味のある肉質で肉の旨味が直球。
ご飯はモッチリタイプで、グァバジュースはやや甘味が強いがグァバのトロミと風味がふわっと膨らむ。

評価
かなりおいしい。バランスがよく、一体感もあり、素材、香辛料などすべてに隙がない。
難点はテーブルクロスがビニールなところぐらい。店内はアジアンでも落ち着いた雰囲気でいい。
ご飯は大盛り無料で、平日ランチはソフトドリンクがついてくる。JR横浜線の矢部駅から徒歩1分

スープカレー専門店 ku u (くう)
神奈川県相模原市中央区矢部3-17-17守市第2ビル1F 042-757-6123 11:30-15:00 17:30-22:00
お盆・年末年始休

2010年3月29日月曜日

郷アルパジョン 朝の八甲田 桜

店名 郷アルパジョン @青森県八戸市
商品 朝の八甲田 桜 (特別季節限定SWEETS)
購入 ららぽーと横浜 イトーヨーカドーイベントスペース(1050)




テイスティングノート
黄色いところは通常の朝の八甲田と同じで、ふんわりとしつつ、舌にとろけて、チーズの甘味と旨味が
柔らかくまったりとする。ピンク色のところは杏子や梅漬けのような風味と酸味があり、見た目通り
やや淡くも赤系も感じさせる味わい。

評価
おいしい。朝の八甲田は青森空港内で販売されているので訪問するたびに購入するお気に入り。
通常品と琥珀しか食べたことがなかったが今回初めて期間限定の桜。
昔は銀紙で包まれていて、付属のスプーンで食べると全体が変形して手についたりして食べにくい
ところもあったが、プラスチックケースに進化している。食べやすい。

2010年3月28日日曜日

オ プレチェネッラ ランチMenuB&ワイン

店名 'OPuleccenella (オ プレチェネッラ) @横浜市西区
商品 ランチMenuB(3360)&ワイン


横浜駅から新田間川沿いを歩いていくと右手にあるお店で、近くの桜がきれいに咲いている。


白塗りを基調にして、独特な置物などが配置された洒落た雰囲気の店内。


まずはグラスワイン。赤白2種類ずつあるが、本日はソーヴィニヨンブランと、赤は?
白はさっぱりして飲みやすく、冷えて提供されるが温めるより提供された温度が丁度よい。
赤は最初ぎゅっと果実が出て、その後はさっぱりして、やはり冷えて提供されるが温まるとやや渋味が
出るので冷えた状態が飲みやすい。最後にほわっとする感じは如何にもイタリアワインらしい。

←パン。全粒粉の風味がよい

前菜盛り合わせは、細かい説明を覚えられなかったが、ピンクの液体は温かいビーツのポタージュで
お猪口風のグラスに入れられているので飲みやすい。
貝と菜の花のクスクスは貝の旨味が出ておいしい。マグロも味付けが程よく、添えられた
レンコンも出来たてのホテトチップスのよう。バジルソースの添えられた鶏肉はチーズのような食感と
鶏の旨味が凝縮されたおいしさ。前菜からレベルの高さがうかがえる。


パスタ1品目はタリオリーニ。サワラのコンフィとういきょうプチトマトのソース。
このパスタとパッパルデッレだけは手作りパスタでその他は乾麺。このパスタが絶品。
この得もいえない食感と舌触り、歯触り。海産物の卵のようなもので似たような食感を味わったことは
あるが、パスタではこれが初めて。具材との塩加減も丁度よく、おいしい。


グラスワインが空きそうだったので、ボトルを追加。
お店の方に手頃でお奨め2つのうち、ソーヴィニヨンブランでない、やや果実味がしっかりしていると
いう、イタリアの地葡萄品種の Rugara Pharusを選択。
色は濃く、ややにごり酒のように白濁したやや不透明。白果実、柑橘系果実の甘味と酸があり、
舌の上で程よいバランスを取っている。


パスタの2品目はリガトーニ、豚ほほ肉の赤ワイン煮込ソース。
こちらは乾麺なのでパスタは普通で、豚ほほ肉はホロホロと崩れて食感はよいが、妙な苦味があり
これは煮込み時に何か失敗している。残念。
ちなみに、2人以上で違うパスタをオーダーすると、今回のように皿を別けて提供してもらえる。


メインの1つは魚。皮はパリパリで身は柔らかくふっくらとして、塩加減もちょうどよくおいしい。
アンチョビなど色々入ったソースは菜の花かブロッコリーの1種のような苦味と合っていていい。
パンをバンバンお代わりしていると 違う形のパンが提供された。


メインのお肉。宮崎?のブランド豚肉。なんだか豚肉っぽくなく、魚を食べているような食感と風味。
豚肉の独特な風味がない。麦は味がしっかりついていてアスパラの味が強くておいしい。


デザートはバラの香りを利かせたムースとバニラソースをひき、アーモンドスライスのせ。
ムース部分は口に入れるとバラの香りが発つが、味はマカロンなどを思わせる甘さでかなり甘い。
アーモンドスライスは薄く沢山のっているので食感がサクサクし、ピスタチオのソースはバニラ香が
ふんわりとしてよく合う。ムースがマシュマロっぽい食感なのはよいが、甘さを抑えてあると格段に
おいしくなると思う。

食後の飲み物はカフェラッテ。アートされて提供された。
泡立ちがよく、最後まで持続し、舌に常に柔らかく当たるので良い感じ。

評価
ホスピタリティ溢れる店内の雰囲気、味わいともによく、特に手作りパスタは旨過ぎる。
ランチは14:00までで、入店できたのは13:50でギリギリ。そこから2時間の優雅なランチでした。