店名 ウィーン菓子 ナッシュカッツェ(Cafe-Konditorei Naschkatze) @横浜市青葉区
商品 モンブラン(480)、カルディナール トラディショネル(360)、ハウストルテ(400)
←カルディナール トラディショネル
テイスティングノート
・モンブラン
上にかかっているモンブランソースはフォークを入れるとパサッと切れる。口に運ぶと驚きの味わい
栗の渋皮煮そのものをこのソースで表現されている。中の生クリームはサッパリしていてそれ自体
の甘みや味はほとんどないが、土台の焼きメレンゲのサクサク感と甘みと合わさるとモンブラン
ソースを含めて、一体感を見せる。 食感、味わいの上品さ、統一感が非常に高い。
・カルディナール トラディショネル
数層になっており、表裏にはクッキー生地のようなものと砂糖菓子のようなものが交互に山形に
なっている。瓶入りコーヒー牛乳のような香りが、中央のコーヒームース状のところから立ち昇る。
味わいは素朴で素材の味がそのまま出ている。
・ハウストルテ
濃いチョコの香りが発ち、最上層は薄く固いチョコで光沢がある。
チョコスポンジの下に非常に柔らかいチョコソースがあり、フォークで切ると全体の形が崩れて
しまうほど柔らかい。
味は濃いが上品で、それぞれの層のチョコの味わいや食感がことなり、特に柔らかいソースの
層はキャラメルの味が半分程度あり、全体に変化を与えている
評価
すごくおいしい。
特にモンブランは絶品! ショーウインドウにはなく、注文してからソースをシェフがかけられて提供
され、さらに60分以内に食べられないと売らないというこだわり。
1973年生まれのまだ若い今井シェフの感性や表現力、実現性はすばらしい。
雑誌、dancyu(ダンチュウ)の2007.12号 「スイーツの未来」最新パティスリーで紹介されたお店。