店名 Les Gourmandises du Cloître Daskalidès Chocolatier @Reims,France
商品 Fruits Enrobés(4.5€/100g)
天気がよいので午後はランス駅前のツーリズムで地図をもらって街を散策。
普通のバスと路線バスが走っている。
郵便局のような建物を過ぎると、脇道から大きな建物が見える。巨大、ディテールの細かさ、荘厳さがすごく、一部が見えるだけで圧倒される。
La Cathédrale Notre Dame de Reims(ランスのノートルダム大聖堂)。人の大きさと比べるとどれだけ大きく精巧で、このような建造物を人が作ったということに心が震える。建造物に対して姫路城以来の感動。
内側もすごい。中でも特筆なのはシャガールのステンドグラス。シャガールと言えば「青」だが、この青色がとても美しい。遠くから見ても人を惹きつける色で、近づいてみると心に染み入る色合い。しばらくここで美しさに浸っていた。ランスはパリからTGVで1時間ぐらいなので、パリに来たときにはコレを見に訪れた方がいいぐらいの感動がある。
外には馬に跨ったジャンヌ・ダルクの銅像がある。英語で説明していたツアーの内容を聞いてみると、当時はこのランスにあるノートルダム大聖堂に来て戴冠しないと王として認められず、ジャンヌ・ダルクが気が進まない王を半分無理やりに連れてきたそうだ。
雰囲気のよいクレープ屋さんを発見。しかし、月曜日が定休日。明日来よう。
ノートルダム大聖堂の裏側を通る。どの角度からみてもすごい。
「このお店で作っているものはありますか?」に対して、「うちは売っているだけ」とのこと。この後も色々なチョコラティエのお店に入って聞いてみたが販売のみのようで残念。「では、お店オリジナル商品はありますか?」。お店のマダムがアニメの一休さんのようにコメカミに指を当ててポックリポックリと考えて、「これがおいしいわよ!」と、お店が看板に出しているDaskalidèsとは違うプロヴァンスの老舗であるFrançois Doucet confiseur(フランソワ・デュッセ)のチョコを試食させていただいた。試食までさせてもらったのでFruits Enrobés(フルーツのチョコレートコーティング)から、Pomme d'AmourとLes Douces Marionを量り売りで購入。
テイスティングノート
色が混沌として光沢もありきれい。フルーツガムのような甘さを持ったいくつかの香り。歯が当たるときには練りきりのような感じだが、歯の入りが進むとややサックリとした歯応え。中にはリンゴのグミのような塊が入っていて、その香りは果物と花の香りを持つ。チョコはしつこくなく、シナモンなどいくつかの風味があり、おいしい。りんごが主張するのを期待すると裏切られるがそうでなければバランスはいい。
もう一方はアーモンドとホワイトチョコの風味。
評価
おいしいがお土産で持って帰りたいほどではなかった。
Les Gourmandises du Cloître Daskalidès Chocolatier
12, Rue du Cloître 51100 Reims +33 3 26 24 94 71