商品 Déjeuner Cコース＋ワイン（9200/2人）
2月に改装してリニューアルされたクレイドル。Cコースは前菜＋お好みのメイン料理二品＋デザートでパンとコーヒーまたは紅茶が付く。店内にはボサノヴァがおしゃれに流れている。
まずはクレマンと白。どちらも銘柄は忘れたが、白はソーヴィニヨンブランのハウスワイン。クレマンは泡立ちがよく、青りんごの風味でさっぱり。白は果実の甘く柔らかい香りで、時間が経つとグレープフルーツなどの甘皮の苦味がボリュームを増していく。余韻も甘味と苦味。
Jean-Louis Chavy Bourgogne Blanc 2008（ジャン・ルイ・シャヴィー ブルゴーニュ・ブラン）
酸とミネラルの本格的な香りで、燻製ハムの香りも上側２ｃｍぐらいある。酸味と少しの果実味がほわっときて、薄いベールのようなものが舌にジンワリとのってくる。樽の風味をもう少し抑えられていれば好みの領域に入るが、ACブルとは思えないポテンシャル。
鶏白レバーと豚肩ロースの田舎風パテ
レバーの旨みとロースの肉々しさがあり、塩味が効いている。単体では少し塩辛く、パンといっしょに食べるとちょうどよい。
本日の前菜の盛合せ
人参のムースは甘く人参特有の嫌味がまったくない。これに水を使わない春野菜のエチュベを合わせる。ベーコンのケークサレは食感は軽く、表面は香ばしく、お菓子と食事の中間的な味わい。
フランス産ホワイトアスパラと春野菜のソテー
ホワイトアスパラガスはローヌ産で、噛むと汁が出てきて、コーンのような甘味があり、食感もシャッキリしている。
Domaine Louis Huélin Bourgogne Rouge 2006（ルイ・ユエラン ブルゴーニュ・ルージュ）
本格的なやや黒みや深みがある香り。口に含むとジーンと舌に入り込む感じもある。昨日抜栓したというためか酸やミネラルの伸びが見え隠れするが、こちらもACブルとは思えないポテンシャル。
牛ハラミのロースト 赤ワインとエシャロットのソース添え
中央部はほとんどレアのような感じだが火が適度に入っていて肉の味を味わえ、歯応えは適度で柔らかさと噛み応えもある。ソースが赤黒果実の味わいでおいしい。
本日のデザート盛り合わせ
ムース状のものは甘味が強めで、フルーツとコーヒーで丁度よい。
天気がよいので山下公園を散歩。氷川丸周辺ではカモメが気持ち良さそうに飛んでいた。
Cコースはメインが2種類で、白アスパラは軽いかと思ったが見た目よりもボリュームがあり、かなりお腹いっぱいになる。そのためワインをボトルで入れなかったので安かった。グラスワインは一般的なレストランの値段相当。手軽に使えるレストラン＆ワインバー。
Restaurant & Wine bar Cradle（クレイドル）
横浜市中区元町1-37-10 045-680-0966 11:30-15:00,18:00-24:00 月休
