2009年7月30日木曜日

洋食の美松 メンチカツレツ

店名 洋食の美松 @横浜元町(石川町駅近く)
商品 メンチカツレツ+ライス(1260+210)





テイスティングノート
注文を終えるとお茶が出される 「熱いですから気をつけて」 ・・・ 確かにすごく熱い。
サラダ。こちらはキャベツの千切りでいたって普通。ドレッシングは酸味が利いている。
スープ 「熱いですから気をつけて」 ・・・ これも熱い。 でもやさしい香りと味わい。給食系?
そして、メインのメンチとご飯。 メンチは見た目からしてボリューム満点。
味わいは非常に優しく、衣はサクサクで、肉の脂の甘みと野菜の甘み、特製ドミグラスソースの
トマトソースも入ったような旨味。これらが一体となって、口の中で味わいが膨らむ。
付け合せのスパゲティは麺がやや柔らかめでマカロニっぽく、味付けは惣菜系の濃いものなので
ご飯や付け合せのポテトサラダと合わせると丁度よい。 ポテトサラダは純朴という印象。

評価
おいしい。
ボリュームがかなりあるので、食べ終わるまでにメンチカツのサクサク感がなくなってしまうのが残念。
また、小食な方は食べきれないぐらい量が多い。
お客は先客1名と自分の2名。 注文を受けてからメンチを形成し、温度調整して、じっくり揚げるので
客が少なくてもメインが出るまで20分弱かかった。 心に余裕をもって老舗洋食を楽しむお店。

レストラン 美松
横浜市中区石川町1-19 045-681-8390 12:00-22:00 月休

2009年7月28日火曜日

比較 永平寺ごまどうふ 団助と米又

比較 永平寺ごまどうふ
団助 胡麻っとごまどうふ
米又 永平寺・胡麻豆腐




テイスティングノート
外観 団助(左)の方が米又(右)よりややキャラメル色が付いている。共に光沢あり
触感 箸で押してみると、団助はふにゃーっとどこまでも潰れるのと比べ、米又は芯があり弾力で
     押し返すよう
断面 団助はとろっとろでプリンのようで、米又は断面が切れていく
食感 団助はとろとろで胡麻風味が前面に出ているがどこまでも舌触りが滑らか。
     米又も胡麻風味が出て、もちもち感がある。団助を食べた後だと米又は水っぽく感じる
味噌 団助は甘さと塩辛さもある味噌で、米又は田楽に使うような甘い味噌で辛味がない。
     これらはそれぞれの胡麻豆腐と相性が合っている。

評価
団助の「胡麻っとごまどうふ」は新商品ということで胡麻を25%増量(だったかな)している云わば
プレミアム商品。それに対して米又はスタンダード商品なので不公平だが、両者では団助の方がおいしい。
団助のスタンダードはやはりもう少し硬く、舌に胡麻のザラツキを残して風味を出していたと思うので
スタンダード商品では互角。 味噌の好みで分かれるかもしれない。
また、やはりワサビをつけるとおいしくなり、つまみにもなる。

モスバーガー ハンバーガー3種

店名 モスバーガー @横浜鴨居
注文 十勝コロッケバーガー(250)、ホットチキンバーガー(300)
    モスバーガー(320)、ハラペーニョソース(30)



スパイシーモスはなくなり、ハラペーニョソースを別でつけるスタイルになったそうです。
右上は十勝コロッケバーガー。マスタードが少し利いている。



・ホットチキンバーガー ★期間限定(復活)
 細切りレタスが特徴で、チキンはササミフライの趣き。辛いソースがどんどん逃げていき、最後に
 袋に残ったところだけ辛味がきた。



・モスバーガー+ハラペーニョソース
 基本のトマトや玉葱ソースの味を楽しんだ後に、ハラペーニョソースをかける。
 ハラペーニョソースにも具が入っており、食感と辛味の風味を楽しめる。

評価
ハラペーニョソースを別にする売り方もおもしろいかも。
単体で食べた後に辛いのと違いを楽しめるし、辛いのが好きな人はソースを追加購入すればよい。
ただ、モスバーガーはソースがおいしく、溢れるように入っているのが特徴なので、お店でゆっくり
食べるときはよいが、片手で手軽に食べるには向かない。(追加ソース関係なく困難だけど)

2009年7月27日月曜日

ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー ランチコース&ワイン


山の中にも関わらず舗装された道を登るとお店がある。
レストランの下にはオーナーであり、エッセイスト・画家の玉村豊男さんの画廊があり、購入もできる。この日はレジで玉村さん夫妻がレストラン客への出迎えをされていた。風格があり、いい雰囲気。


写真右から
・Flower champagne (フラワーシャンパン・ノンアルコール)
ノンアルコールで、やや色が薄いが、細かい泡、香り、酸味や塩気のある果実味がシャンパンっぽい。

・Villa D'est Vignerons Reserve Chardonnay 2007 (VDEヴィニュロンズリザーブ シャルドネ)
甘みあるが冷涼な香り。舌先に少しピリピリ感がきた後、ボリュームある甘味と少しの苦味がくる。後半に少しぼやけた印象を受ける。余韻にもピリピリ感が残る。

・Villa D'est Vignerons Reserve Merlot 2007 (VDEヴィニュロンズリザーブ メルロー)
きれいなルビー色。放置すると甘く本格的な香り。中域から中高域のトーンの香り。舌先だけピリピリが持続し、それ以外の舌の部分へは甘くボリュームある果実が柔らかく膨らむ。味わいが鐘の余韻のようにジーーーンときれいに収まっていく。今でも飲める。

グラス脚底にも下右写真のようにサンドブラストで果実や名前が描かれている


・ズッキーニの冷製スープとフォカッチャ
落ち着きのある味わい。横についているズッキーニにクリーム状のチーズをのせたのもいい感じ。



・お楽しみ前菜 「夏のヴィラデスト」
彩りがきれい。野菜など素材にエグミがなく素直な味わい。ゼリー状になったものはフォークで突くとバラバラっと分解される。素材に出汁が浸み込んでいる。



・信州牛のパティと夏野菜の重ね焼き
積層された高さと彩りに、テーブルに運ばれると「うわぁっ」と各テーブルから声が上がる。玉葱、ズッキーニ、茄子とグリルされたそれぞれが美味しいが、なんといっても信州牛のランプ肉を塊から挽いて焼かれたというパティが肉の旨味がしっかりとじゅわじゅわーっと出ておいしい。


・信州牛ランプ肉のロースト
信州牛のランプ肉をローストしたものにナスタチウムという花がソースになっているが、その説明を見ないでいると、色や味わいから自家製マスタード?と思わせる。肉はしっかりして、おいしい赤身で肉を食べてるという実感がわく、噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる


・「お楽しみデザート」 コレクション
上品なチョコレートケーキ、ネットリとさっぱりの中間的な食感でバランスがよく、添えられたキャラメルのアイスクリームのナッツのせがこれと合っていて格別。別器にはクレーム・ド・ブリュレと生プルーンで、生プルーンの爽やかな酸味と甘味は通常のプルーンとは大きく違った印象で、カラメルとクリームともよく合う。


・ヴィラデストのハーブティーとコーヒー
ハーブティーは爽やかで食後の1杯に丁度いい。コーヒーは濃いのに苦味がなくまろやか。テーブルに飾られた花も彩鮮やか


お店の周囲には葡萄畑の他に花々やハーブのガーデニングもあり、散策できる。蜂や昆虫が沢山飛んでおり、畑の育成環境が良好なことが良く分かる。


食事の皿すべてに玉村さんのイラストが描かれている

評価
見た目にも楽しめる食事で、コースの味わいも上質。客層もおしゃれな雰囲気で都内からの来客も多いのではないか。高速が空いていればランチだけ食べに来てもいいかもしれない。ヴィラデストランチコース(3500+α)+ワイン など。

Villa D'est Gardenfarm and Winery(ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー)
長野県東御市和(とうみしかのう)6027 0268-63-7373 10:00-日没 無休
※レストランは11:30と13:30の2回制