2012年12月1日土曜日

Hôtel Restaurant Les Avisés ディナー

店名 Hôtel Restaurant Les Avisés @Avize en Champagne
商品 ディナー(55€/人)、Jacques Selosse Initial NV(103€/本)

  
Domaine Jacques Selosse(ジャック・セロス)のアンセルム・セロスさんと奥様のコリーヌ・セロスさんが経営されているオーベルジュに向けてエペルネからタクシーで移動。白を基調とした外観。なお、ホテルの予約はホームページから出来るが注意点は予約フォームで朝食と夕食にチェックを入れてもディナー予約は確定されない旨がメールで問い合わせが届いた。通信欄にディナー予約などのリクエストを書いた方が良さそう。

  
部屋まで受付のマダムに案内してもらい鍵を受け取る。「この鍵いいでしょ?ジャック・セロスのボトルそのものよ。エチケットも同じだし。でも中身は違うので飲まないでね(笑)」。部屋以外も内装はデザイナーズホテルのような雰囲気。

  
ディナーは20時から。厨房の出入り口の扉に本日のメニューが書かれている。メニューは前菜、メインの魚と肉、デザートの4品で固定。

  
テーブルに着席すると、すぐにアンセルム・セロスさんの愛犬ウーバーちゃん(性別聞き忘れ)がやってきた。姿勢をあれこれ変えながらずっとこちらを見ている。

  
ワインリストにはジャック・セロスだけでなく、色々なシャンパーニュやドメーヌのワインがオンリストされている。マダムに「ジャック・セロスの・・」と注文しようとしたら「ジャック・セロスのシャンパーニュは出せないの」、「えぇぇぇ(泣)」、「冗談よ」。びっくりした・・。しかし、在庫も限られているのでレストランで出せる本数も限られているようだった。今晩はジャック・セロスのInitialを選択。アンセルム・セロスさんの推奨通りシャルドネグラスが提供される。

明るくふぁっと味わいが膨らむ。やや酸化気味の味わいは熟したリンゴにトロピカルフルーツが加わり、ちょうど小ぶりのリンゴぐらいの空間。そのエッジは境目がない。軽快なリズムで明るく華やか。愉快な気持ちになる。

  
前菜は鴨のフォアグラのテリーヌ。しっとりして旨味がたっぷりのフォアグラで、添えられている生パッションフルーツのピュレが斬新。この組み合わせは初めて食べたがフォアグラとの相性が抜群。かなりおいしい。ミューズリへのジンジャーパンラスクもサクサク。

  
ウーバーちゃんは相変わらず妻との間を時々行き来して座って「ちゃんと味わって食べてるか?」と確認しているかのようにずっと見ている。なぜか他のテーブルにはほとんど行かない。カメラを向けるとプィっと横を見てしまうので正面の写真は撮れず。

  
舌平目のムニエル。柚子風味のバター添え。ふっくらした舌平目がやさしく軽めのバターが受け止める。柚子の風味はかすかに入っている程度。

  
 
表面を強火で焼いた鹿肉のヘーゼルナッツ。鹿肉がおいしい。ソースには肉汁が使われていて酸味を加えてあるような味わい。滑らかなセロリが高いトーンで鮮烈なマッシュポテトにのっているこんがりと焼かれたキノコは味わいが濃く、マルメロの漬物は酸味がある。この組み合わせで調和している。

  
  
デザートはリンゴ周囲のバリエーション。パリパリのヘーゼルナッツと英国クリーム。

すべてのお皿が運ばれてきた瞬間から料理のきれいさ、香りの良さで心が浮いてくる。味付けは塩味がやや強めだが上品でメインの素材は活きつつ、ソースや添え物とは素材が分からないぐらい繊細に融合されていて、どれもおいしい。
中央のテーブルにアンセルム・セロスさんが一般客の1席に着席して食事を始められたが声をかけにくいのと疲れていたので部屋へ戻る。外はみぞれ混じりの雨だった。

Hôtel Restaurant Les Avisés
59 Rue de Cramant, 51190 Avize, France +33 3 26 57 70 06

Restaurant Bel Azur ガレット4種類+ビール+カフェ

店名 Restaurant Bel Azur @Épernay, France
商品 La Nordique(7€)、La Bretonne(8€)、サラダつき(+2.3€)、Pressious(3€)、Crepe Flambee(6€)、Cafe(1.5€/杯)

  
ランスからエペルネに移動。国鉄SNCFのチケットセンターに行き、チケットを頼むと何やら難しい説明をされた。分からずに聞き直していると後ろで待っていたマダムが英語で説明してくれ、「チケットは購入できるがエペルネ行きは電車ではなくてバスで、乗り口は駅の裏側」ということだった。確かにモニタを見るとバスの印が出ている。モンターニュ・ド・ランス自然公園を抜けていく際には霧がかかっていた。

  
エペルネ駅に到着。エペルネの街もそれなりに把握できているので適当に歩いて軽めのランチを取れそうなお店を探す。駅から1km程度のところでガレット屋さんを発見。こちらに入店。

  
9種類の食事クレープ(Les Crepes de Ble Noir)から2種類を選択。飲み物はメニューの載ってないが生ビールを注文。

  
  
ブルターニュ地方のキノコをベースにしてあり、それぞれのメニューでトッピングが異なる。La Nordiqueはスモークサーモンを入れたものでサーモンがソースと交じり合ってしっかりした食事になっている。La Bretonneはベースから異なり、アンティチョークをベースにベシャメルソース、チーズとハム。ガレットは2度焼きしているようで表面の焼けたところが香ばしい。アンティチョークの歯応えと竹の子やアスパラのような風味とベシャメルソースなどがよい具合に交じり合っておいしい。サラダのドレッシングは酸味があって量もバランスが取れていた。

  
食事クレープがおいしかったのでデザートのクレープを追加。8種類のデザートクレープ(Les Crepes Dessert)からCrepe Flambee。カルバドスかグランマニエを使ったものとなっている。しかし、出てきたのはプレーンなクレープ。??と思っていたらグランマニエのボトルをムッシュが持ってきてテーブルでドボドボとかけて火を放ち燃え上がる。香りや風味がよくておいしい。使われていたグランマニエはGrand Marnier Cordon Rouge(グラン マルニエ コルドンルージュ)だった。こちらは柔らかい生地なのでやはり味付けによって焼き方を変えているようだ。

  
食後にカフェを注文。「おいしい」などとお店のムッシュと話していたら、「キャラメルが自慢なんだ」とサービスで小さめのクレープを提供してくれた。確かにデザートメニューのほとんどにはキャラメルが使われている。キャラメルは1から自家製で作っているそうで、焦がしの風味が全くないとても素直で通常のキャラメルとは全く違う味わい。

ランチとしては遅めの時間だったためか接客から調理まですべてムッシュ1人でこなしていた。見た目がイカツイ雰囲気のムッシュだが話すとやさしく親切な方で、料理もおいしく満足。

Restaurant Bel Azur
33 Rue Gambetta 51200 Épernay, France 03 26 55 18 24