2009年8月30日日曜日

マリールイ チーズケーキ(プルーン、ラムレーズン)

店名 マリールイ
商品 チーズケーキ(プルーン、ラムレーズン)



テイスティングノート
・チーズケーキ ぷるーん
冷凍なので半解凍で食べる。まったりとした食感。バター系の風味が強く、舌にまったり感が多く、酸味などはないので余韻までずっとまったり。生地はクッキーを練って圧縮したようなタイプで生地そのものも甘味を持つ。

・チーズケーキ らむれーずん
食感などは同じだが、ラムレーズンの風味が強く、チョコレートなどに使われるラムレーズンというより、ブランデー系の味わいと風味。

評価
チーズケーキファクトリーなどには遠く及ばないが、そこそこに食べられる。マリールイは、業務用冷凍チーズケーキ、おいしいチーズケーキ販売会社とのこと。頂き物。

マリールイ
千葉県船橋市松ヶ丘1-49-7 047-463-5113

2009年8月25日火曜日

Boulangerie Burdigala(ブルディガラ) シュークリームとプリン

店名 Boulangerie Burdigala(ブルディガラ) @横浜タカシマヤ店
商品 シュークリーム(270)、プリン(300)





テイスティングノート
・シュークリーム
生地はクッキー系のパリパリしたものだが、ひび割れが多数入っているのでフォークなどで突くとそれなりに分割されてそこそこ食べやすい。クリームはねっとりして舌にも密着してくる。ベタっとはしてないので舌の感触はよいが、味が非常に弱い。かなり弱い。カスタードクリームや生クリームの味わいがほとんどしない。

・プリン
赤い実のソースは濃厚で甘味、酸味を持っていて、実の粒も少し見られる。プリンの生地はねっとりしている。プリンは卵風味はほとんどなく、かなり味わいが弱い。バニラビーンズだと思われる黒い粒もそれなりに底の方に入っているが香りが全くしない。

評価
おいしくない。ギムネマ(ミラクルフルーツと同じく味覚を変える)を食べた後のように、食感はあるのに甘味をまったく感じられない変わった体験をできる不思議なケーキたち。

Boulangerie Burdigala(ブルディガラ)
横浜市西区南幸1-6-31 横浜タカシマヤ内 B1F 045-321-6231 10:00-20:00 不定休

2009年8月24日月曜日

聘珍樓 崧酥

店名 聘珍樓 @横浜関内(中華街)
商品 崧酥(そんすー)(262)



テイスティングノート&評価
繊維が細かいココナッツが多い餡が卵の黄身のような色合いだが、卵風味はなく、ほのかな甘さとココナッツのシャクッ、シャクッという食感が心地よく上品。

聘珍樓
横浜市中区山下町149 中華街大通り 045-681-3001

2009年8月17日月曜日

菊正宗酒造 酒蔵の酒カレー

店名 菊正宗酒造
商品 酒蔵の酒カレー ★6/16新発売



テイスティングノート
レトルト系としては具が見えるほど大きめで、ルーはやや粘度の高いタイプ。香りは中辛。
口に含んだ印象は、まろやか。そこから色んな成分の甘味がこってりと口の中に広がり、
具、特に牛肉の肉の旨味や食感がしっかりしている。
辛味と甘味を十分に持っているが、普通のカレーにある甘口や辛口などでは表現できない
旨味を持ち、最後まで飽きさせない。 熟した味わいで嗜好性の高い大人向け商品。

評価
おいしい。
どことなく、モツの煮込みなど冬の煮込み鍋風味のあるコッテリ、まったりカレー。
裏書に「日本酒で贅沢に煮込んだ」となっている。頂き物。

菊正宗酒造
神戸市東灘区御影本町1-7-15 078-851-0001

2009年8月16日日曜日

聘珍樓 杏仁酥

店名 聘珍樓 @横浜関内(中華街)
商品 杏仁酥(あんにんすー)(168)



テイスティングノート
弱めのクッキーの香り。サクッという食感とほのかな甘味、卵風味が強めの生地の味わいが
やさしく膨らむ。上品。

評価
上品なおいしさ。
聘珍樓に向かう途中の中華街スーパーなどでは80円程度で売っているが、やはり上品さが違う。
ちなみにレストランは豪華で価格は高いが味わいは上々。ワインも扱っている。
向かいの茶房は中華菓子や飲料を今風+カフェっぽくアレンジされていて、こちらもおいしい。

2009年8月13日木曜日

ピザハット 夏のダブルロール

店名 ピザハット
商品 夏のダブルロール (L:3300) ★この夏限定



テイスティングノート
外縁にポコポコとしたロールがついた今までに見たことがない外観。
えびぷるエッグはやさしい味わいで卵の風味が主体。海老も利いている。
特うまプルコギは少しの辛味と甘辛の肉の味が濃く、全体として丁度よいバランスで
付属の緑色のソースをかけると辛味が増し、味わいの成分が増えておいしい。

評価
普通においしい。
特徴であるロール部分は揚げの油がぎっとりしていて、簡単には取り外しにくく、一緒にも食べにくい。
手がべっとりなってしまう。フォークでも食べにくい。

2009年8月12日水曜日

茶都@ららぽーと横浜 京抹茶ソフト

店名 茶都 (Chato) @ららぽーと横浜 
商品 京抹茶ソフト(350)



テイスティングノート
ヨモギを思わせるような緑色の入ったクリーム色。
甘みほどよく、加工品にある お茶?っぽい風味もある。コーンは少し甘さのあるタイプ

評価
普通。コストパフォーマンスは悪い。お茶専門店なのに風味が生きてないのが残念。

2009年8月10日月曜日

横濱元町 霧笛楼 2F お座敷ルーム ディナー

店名 霧笛楼 2F お座敷ルーム @横浜元町
商品 横濱仏蘭西コース(15000)+ワインなど



畳にテーブルと椅子、レトロな感じで明治の開港時代を思わせる内装だが、1981年に開店した際に
建てられたもの。備品などに凝ったらしい。個室なのでゆったり。



最初の2皿までは受け皿に、食事の皿を提供するタイプ。
メニューが置かれ、苦手なものがあれば変更してもらえる。
まずは、霧笛楼オリジナルという横濱ジェラールビール。 ドイツ風にコクがあり、舌触りが柔らか。



・付きだし:サザエの一口パイ ブルギニョン風
  ブルギニョンはエスカルゴに使われるソースでガーリックや香草を炒めたようなもの。
  手でつまんで食べ、パイのサクサクとサザエの食感が楽しめる。
  エスカルゴ風にしているということで、サザエも通常より柔らかで、素材の味も弱く、それっぽい。

・相模湾 石鯛のマリネとセロリのブランマンジェ 生姜の香り 胡瓜のガスパチョ風
  層構造になっており、石鯛は肉質がしっかりして味わいも主張してくる。全体で食べるとキュウリの
  ソースよりも、上部の刻んだキュウリの味が前面に出る印象。
  オレンジのソースは何で作られたか忘れてしまったが、甘みがあった。




・フレッシュ フォアグラの低温調理 ポテトのアンナ風サラダ添え
 焼きトウモロコシとそのカプチーノ仕立て カリン酢の酸味

  まず、カプチーノはとうもろこしの香り、味わいが発ち、ミルク感が溢れたやさしく、温度も丁度よく
  おいしい。素材の甘さが立っている。 ポテトやそのサラダは酸味が利いたドレッシング。
  焼きとうもろこしは、焼いたことにより、甘みがより立っている。横の粉は味弱い。
  フォアグラはかなり低温で処理したあと、裏ごしして、再度形成させている。
  ネットリして滑らかで単体ではその味の濃さから、単調になってしまうが、かかっているカリン酢と
  併せるとその酸味と丁度よい感じで引き立てあう。 カリン酢は単体だとかなりすっぱい。



・穴子の白焼き風 根菜のリゾット トリュフ風味 牛蒡のフリットを乗せて
  根菜のリゾットは芋のようなホクホク感があり食べやすい。トリュフは弱い香り。
  牛蒡のフリットは細く、塩も利いていて、ポテトチップスのような風味。



Chateau Lagrange 2004 (シャトー ラグランジュ)
 果実がぎっしり詰まっていて、柔らかくも冷涼な雰囲気を持ついい香り。
 味わいも果実味がぶわっと発つが、どこか冷涼で、全体としては柔らか味がある。余韻に杉などの
 香りや風味が鼻を貫ける。 まだ早い感じだが充分楽しめる。おいしい。



・伊豆下田産 伊勢海老のポワレ ラタトゥイユ掛け
  伊勢海老のポワレは中までしっかり火が通り、弾力のあるタイプ。味噌の方が身よりも味は濃いが
  非常に食べにくい。



・島根県奥出雲産 和牛ロース肉のステーキ
 黒胡椒ソース 地元横浜のカブと青梗菜ベーコンのカリカリ焼き添え

 やや甘口のねっとり系ソース。肉質は身がしっかりしつつ、噛み切りやすい。



・桃のコンポートとそのソルベ 元町のハチミツを使ったムース
 巨峰のソースとレモンヴィネガーとの調和

 ワインビネガーのような香り。一番上のクリーム色のものはムースで、乳製品の甘みがやさしく
 甘み、口どけなどよく、単体では少しぼやけたところがあるが、かかっているハチミツと合わせると
 全体が引き締まり、酸味、甘み、旨味のバランスが非常によくなる。
 一番下の桃のコンポートは加熱しないで浸透させたもので、桃の風味がよく発っている。
 そして、その上のソルベが格別。桃の味わい、香りがストレート。非常に風味豊か。



Simon Bize et Fils Bourgogne Les Perrieres 2006 
 (シモン・ビーズ ブルゴーニュ・レ・ペリエール・ルージュ)
 果実香が発ち、冷涼な印象。
 ボルドーの後になってしまったが、種類は異なるが果実感はボルドーと同等で、後半の酸味が
 利いて、舌上と横に広がるところが異なる。



・ハーブティーと小菓子
 ハーブは5種類で、元になっている草を持ってきていただいた。
 レモングラス(棒状のもの)、菩提樹(棒状の右)、ミント(棒状の左)
 あとは忘れてしまったが、リンデンフラワー?



評価
食事はフレンチ75%、洋食25%を混ぜたような趣きで、横濱フレンチという独自のジャンルが確立
されているように思う。 調理は素材を生かすというより、手法を凝らす傾向が強い印象。
桃のコンポートの皿は絶品であった。この時期にあった1皿。

個室でゆっくり出来たこともあるし、サーブしてくれた方も楽しく対応していただき、かなりくつろげ、
楽しい時間を過ごせた。 ワインはブルゴーニュからボルドー、その他各国と、それぞれ10種類ぐらい
良さそうなところが揃っている。
ランチにも桃のコンポートがあるので、夜でなくてよければ、価格的にはそちらがお奨め。